SANYO MR-11DR データレコーダ 修理

修理記事あるかと検索してみましたが無かったのでここに記録しておきます。

開腹図 トランスが上にあるので注意 ベルトは切れてなかったが張りがなく固くなってるので交換する

トランスとスイッチを外す 電池端子はコテで線を外して取る サビが凄いので重曹漬けにしてから磨く

シールド板を外し赤丸の線をコテで外す 基板をよけると駆動部分にアクセスできる

コンデンサも交換しておく

赤丸の黒いスポンジみたいなテープが劣化でボロボロになり黒いチリを出す このテープがたくさん使われておりギアに詰まったりしていた

ゴムと真ん中のプーリーを外す

綿棒で拭ってみるとこんなに黒いカスが付いていた かなりの抵抗になっていたであろう。赤い部分も清掃したが黒い薄いプラワッシャーが砕けてしまった 代替品がなかったのでそのまま組み上げたが今のところ問題はない

黒いカスと古いグリスを丁寧拭き取って再グリスアップ ゴムはアマゾンで買ったゴムベルトセットから合うのを選んで張替え 下にカウンタ用のゴムベルトもあるがそれほどテンションのかかるとこではないので今回はそのまま使用する

そして元通りに組み直す 電池ボックスのケーブルが分解の邪魔になるのでソケット接続にしておいた

 

修理完了です。再生スピードも安定してデータロードもOK 早送り巻き戻しも問題ありません